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2007/09/19 (Wed)

ぎゃーーーーー
まず、これを言わせて・・・。めちゃくちゃ気合い入れて書いた長ーいこの記事が、、、き、、消えていた
もう一度、同じことを書く気力が私に戻ってくるのか・・・。

ええと
夏休み、沖縄に行ったのは海に潜るだけではなくて、病院見学をするのが目的でした。
実は外病院を見学するのは初めてで、だから一緒に回っていた子に比べると見るポイントが違っていたりします。さすがに8つも見てきた子は、すごかった(☆_★)
ま、私が感じたことを。。。

①あったかい
 まず、すごく感動したのがこれですねぇ

 沖縄県立中部病院出身の先生が指導医クラスなので、とてーも教育熱心でした。
 うちの大学病院だと「調べて 考えてから 質問して」というスタンスの先生も結構いるのですが、(そうじゃない先生も多いですが)

    「なんでもお聞きよ」

という感じで、私にはとても嬉しい環境でした。だって、調べて考えるのってすごく大切なことだけど、調べることがつもりすぎて消化不良を起こすのは やっぱりよくないですから!
 そのあたりは状況によって使い分けるべきなんでしょうが、今は分からないことだらけなのでとりあえず質問を手当たりしだいぶつけまくってる日々です。

 ぽっと見学に行った私にもとても親切に指導してくださって、しかもそれが1年目の先生たちに行き渡っているところに感動しました。比較対象が現在ローテート中の病院しかないのでどうにも言えませんが、うちは人によって差がありすぎる感は否めません。。。

 あちらのある先生は、電子カルテを目の前にして、丁寧に私に一人一人「患者紹介」をしつつ 私に質問を投げかけて考えさせる、という技(?)を披露してくださりました。

 先生だけじゃなくて、事務の方もとても温かかったです

 担当してくださったのが、美人で優しい女性でした。しなやかに美しいってこういうことだなぁってえらく心をときめかせていた覚えが(笑) 私もしなやかでありたい。
 
 まだまだだよ

 あったかいのは患者さんも!

 すごく「痛い」言葉を耳にしました
 「医者や看護師に文句言う患者さん、よくよく見てみるとみんな内地の人なんだよね」

 ・・・ ・・・ うぅ

 確かに、あいさつした時のあの笑顔や会話の感じ、違いました。

 でも、これはちょっと見過ごしてはならないことを示唆していたりします。
 というのは、沖縄では患者さんのinteligence:患者さんの知識や理解ですね が低くて、悪く言うと「病気になったら医者まかせ」なんです。

 インターネットとかでがっさがっさ情報を集めてきて、下手すると研修医より博識な方もいらっしゃる世の中で、沖縄では依然癌の告知率も低いみたい。


②common disease
 市中病院なので ひろく一般の人がかかる病気がたくさん集まってきます
 やっぱりここは大学病院と違うところですよ

 後期研修で大学に戻る予定だという人も、初期研修ではこういったcommonな病気・患者さんを見られる所にするという選択をとったりしてます。

 何を目指して どういうことを学びたいかで変わってくると思いますけども☆


③救急
 ええと、
 救急にはER救急っていうのと○○救急というのがありまして
(ごめん、忘れちゃった。。メモしたはずなのにメモもなくなっている・・・)
  ここではER救急をやっておりました。

 一次救急から見るER救急。
 あの有名なアメリカドラマ"ER"でもおなじみ、救急車が到着するところからっていうことです。

 それに対して、救急車はほかのところに任せて、「おっとこりゃまずい」とか「重点的なケアが必要だわ」という時に静脈から薬を入れるなど、さまざまな処置を行う二次救急というものがあります。

 「患者さん、到着しました」から「さて、何を聞く?何を考える?」
 と現場で鍛えられるのはやはり一次のほうでしょうか。時間も情報もない中、何を一番に持ってくるか!


④一年目の先生
 たちが任されていることの違いが大きかったです。

 総合外来(ここでは、検査値でひっかかってきた方を対象にしている)を一年目からやっていく・・・。これは賛否両論あるのでしょうが、

 ”外来は難しいからといって、患者に何をどう説明していいか経験がないまま3年目から突然外来をやらされるというのは如何なものか。一年目、二年目、そしてスタッフが同じ人に同じことを言える。そういうことを実践しています” 

 そっくりそのまま同じ言葉じゃないけれど、こういうことをおっしゃってたかな。
 
 つまり、こういうことです。

P(患者) 「検査で、高血圧と言われて受診してきました」
D(医者) ・・・うん。じゃあ 何から考えようか。
      高血圧っていっても幅があった気がする。
      家族で高血圧の人がいるとまずいんじゃなかったっけ? 
      あれ?何がまずんだろ・・・ なんで高血圧はコントロールしなきゃならないの?
      コントロールするって言ったって、どういう基準で???
      高血圧の人みんなにお薬使っていいの?

 検査でひっかかっても、人によってすぐに対処しなければならないかどうかは違うし、どういう時にどういう対処をするということが医者によって変わってしまうのは困りものです。
 
 従来は、いわゆる「長年の経験や知識」によって、それぞれの医者が独自に編み出したり吸収したりしてきたやりかたを持っていたわけですが、「隣のA先生では違うことを言われた!薬飲みたくないからB先生にする。」となっては困ります。

 そこでガイドラインを軸として、医者が言うことの統一をはかっているのです。

 その実践修行となるのが外来を持つこと、というのがこの病院の特徴でしょうか。
 もちろん、はじめから何を聞いたらいいのかなどポイントが分かっているわけはないので、スタッフの先生が「じゃあ、何を聞く?何を調べる?」と患者さんに会う前に指導してくださるそうです。 

 ちなみに、高血圧って自覚症状乏しかったりします。

 それじゃあ何のために問診するのさ?というと、治療適応になるかならないかを見極めて、かかるリスクを回避するためです。

 ”家族に脳出血で亡くなった方がいて、自分は糖尿病で血圧めちゃくちゃ高い・・・”という人は有無を言わさず治療適応になるけど、

 ”血圧高いけどほんとにそれだけ”、という人は「じゃあ1か月後再検査」や「3か月後まで様子みましょう」になるかもしれない。

 この見極めをするのに、過去の病気のことや家族のこと、現在かかっている病気などの情報が必要なわけです。
 
 そうそう、症状がでていなから患者さん自身があまり気にしてないようなことを突っ込んで聞いて、必要なら習慣など改善しないとえらいことになるよ、って脅しをかけるのも医者の大切な役目です。

 他にも、先ほど書きました救急も一年目と二年目とスタッフの3人で執り行うなど、がんがん現場に出て考えて ぶちあたって 吸収!!という感じでした。 

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