忍者ブログ
ゆるりと稼働中
[1] [2] [3
2017/06/28 (Wed)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2011/11/03 (Thu)
小説 悪人
色々思ったんだけど、特に強く感じたところ3点。
ネタばれしまくりです。


「誰が悪人か」?誰でも悪人の面を持っている。それは、小説に登場する“どこにでも居そうな人たち”を見れば分かるだろう。その悪も、連鎖することでとんでもない事態に展開されてしまうことがある。佳乃がもう少し祐一をないがしろにしなかったら、増尾が奢った考えを遂行しなかったら、祐一に魔が差さなかったら・・・登場人物はそれぞれ何か抱えているが、これくらいみんな持っている。そういう意味で、TVに出てくる殺人事件も自分の周りの人たちと同じような環境の人たちが関わっていて、全く別次元の話ではないよ、そんな考えがよぎった。善いところ、悪いところ誰しもその両面を持っていて、本当は善いか悪いかなんてクリアカットに分けられない。白黒なんてはっきりつけられない。グレイだよ・・・。誰かが悪いってすれば、その人を非難することで心が救われるんだろう。確かに人殺しは悪いこと。でも、祐一はそんなに悪人?傲慢な増尾の善いところは見つけるのが難しそうだけど、佳乃父だって、一歩間違えれば人殺しをした悪人になるところ。世間から悪人になってしまい、本当に一人になってしまった祐一とスパナを持っていったけど増尾の生き方に悲しさしか感じられず明りの灯る家に帰る佳乃父・・・人生はほんの少しの差で大きく変わってしまう。

光代が過去を振り返っての独白では、周りの人が言うように「祐一は悪人」となんとか自分に思い込ませていようとしているに感じられる節がある。そうでもしないと壊れてしまうのかもしれないし、なんとか自分の行動を”他人から見て”正当なものとしようとしているように感じられた。でも、ちょっと寂しい。二人が一緒に居た刹那刹那で生まれた気持ちは本当なんだと思う。わたしにはどうしても祐一が自分の気持ちを隠して、利用するために光代と一緒に居たとは思えない。確かに彼は何を考えているか分からないところがあるけれど、それは表現するのが下手なだけで、彼は本当に不器用な人だ。そして、純粋なところがあるから、彼なりに心が通じた人を守るための行動に出て、その一切を語らない強さを持っているんだと思う。光代が一人で舞い上がっていたのではなくて、祐一だって静かな焔を光代の傍らで燃やし続けていたと思う。だから、寂しい。光代さん、あの時感じていたこと、もっと主体的に見れたらいいのに。それも弱さなのかな。
 
解せないのが、祐一が罪を犯した翌日に吐き気だけですんでいたことだ。光代に告白していた通り、光代に出会う前までは自分が悪いと思う気持ちが少なかったのかもしれない。でも・・・人を文字通り「息が止まるまで」締めるって相当のこと。罪の意識は低いと言っても、日常のあちこちに落ちている罪とは種類が違う。あんな風に「ちょっと顔色が悪い」「何回か吐く」くらいで収まるもんじゃないんじゃないかと思う。殺しのプロじゃあるまいし。相当自分の気持ちを抑圧することに長けているのだろうか・・・。それとも彼が抱える大きな喪失感が恐怖感や罪の意識を覆い隠してしまったのだろうか。自分から行動を起こすことはなく、でも誘われたりお願いされたら断らない祐一。あんなことの後、普通なら淡々と日常生活を営めない気がするけど、風呂に入って飯をかきこんでじいちゃんを送っていった祐一。その辺りに彼らしさを見る。幼少の頃の出来事で、何かが麻痺していたのかな。そして、皮肉なのは最後の行動は、彼らしからぬ自分から起こした行動だったことだ。
 
上巻をお風呂に浸かって読んでいたら、いつの間にかお湯が水になっていて、ぶるぶるしながら浴槽を出た。同じ過ちを繰り返すまいと下巻は座って読んでいたら、あまりに長い間体勢を変えなかったために坐骨辺りが痛くなった。。。読後、しばらくもやもやしていたが、映画を借りにTSUTAYAへ。
 
映画はもう少し間を空けて観ればよかった。映画を小説と切り離して観ることができなかったから。映画にない独白パートが頭にばっちり入っていたし、わたしとしては重要と思ってた人物とエピソードが出てこないのが気がかりだったり、頭が小説に支配されていた。キャスティングは素晴らしい。妻夫木くん、祐一にしか見えない。樹木希林、デスクの脚を掴んで離さないシーンが忘れられない。深津絵里が光代、光代だから深津絵里。えもっちゃんの父姿もまた見たいし、時をあけてもう一度鑑賞しようと思いまする。

PR
2011/07/24 (Sun)
madlenka2.JPGmadlenaka3.JPG




小さな女の子 Madlenka は
生まれてこの方同じブロックの同じアパートでしか住んでいない

彼女の歯がぐらぐらして

それを彼女の住む世界の全て;
ブロック住人全てに伝えて回る・・・
ただそれだけの話なんだけれど・・・ 








真ん中の空いた窓が
次のページへつながっている

そして

そのページが深い 深い

私が子供の頃なら不気味がって
近寄らなかったと思う!

銅版画が成す線のせい?
いや
Peter Sisの世界観だろう




眺めれば眺めるほどおもしろい Madlenkaの住人たちとそこからひろがる世界

+ + +
Madlenka / Peter Sis / Farrar Straus Giroux
2011/07/08 (Fri)
 デ






     し  ひ  お  に  ど
    ろ   と  か    じ   こ
    い  つ  に  の  ま
     と             で
     う          み  も
だ                    ち
     い         に  つ
                                       づ
                                    く

+ + +
 
まどみちお 絵本「ことり」 より
2011/06/30 (Thu)
 図書館では まず返却されたばかりの本コーナーをチェックして
面白そうな本がないかを探す

小手鞠るい という名前にひかれ ぱらぱらめくると
アメリカの町の のんびりした町のお店の写真がたくさんある小説だった

『ラブ・ストーリーを探しに』

少し恥ずかしいけれど April May June... と12個の話があるようだったので
借りてみた

Juneの話で主人公が
<表紙の色、本の大きさと形、作者が南米出身の作家、ポルトガル語で書かれた本の英訳>
しかわからない本を町の小さな本屋のおじいさんに聞く

ポルトガル語で書かれた 南米出身の作家で 「もしや?」と思った

読み進めると パウロ・コエーリョという作家の 『The Pilgrimage (日本語版:星の巡礼)』 とわかる

本の少し前に読んだばかりの本
考えること 感じることがたくさんあり 英語版も挑戦してみようかと思うほど気に入った本だった

同作家の別の作品を誕生日プレゼントにもらったばっかりだ

本の名前、作者名がでてくるだけでなく
内容も少し語られていた

-天使は鎧、悪魔は剣。どちらも味方。だけど、剣は地面に落ちた時、味方や持ち主を刺すこともあるから、注意深く扱いなさいと。

世界中で著書がベストセラーになっている作家
キリスト教徒でなくても あまり知らない人でも 感じることがたくさんありますよ



2011/06/09 (Thu)
知花くららさんのエッセイ料理本 『てーげーでいこう』 購入!

くららさんは 井川遥さんと並んで 「こういう女性であれたら・・・」
と憧れる女性です

近くに居ると あたたかい気持ちになれそう

特に井川さんは結婚して子供を産んでから いい女度がすっっっごくあがったと思う
いいパートナーと出合えたんですね 羨ましい!!母は強い!!

くららさんは私より一歳お姉さんで 年が近いのも 魅力

早速 本を開いて オレンジのサラダ 作りました~

ナッツを切らしていたのでアーモンドは入ってないけど
ローズリキュールなんてお洒落なものは持っていないので コアントローで代用だけど

めっちゃ美味しい!!!

ソースには美味しいはちみつを使ってください
はちみつ大さじ1+オリーブオイル大さじ1/2+コアントロー少量
パンにつけても◎◎

  

ちなみに赤いのはスーパーフルーツトマトという一個100円以上するトマトです
■ HOME ■ 次のページ >>



1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
■ プロフィール ■
HN:
saya
性別:
女性
■ カレンダー ■
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
■ 最新コメント ■
[09/10 あっぴ~]
[08/27 パナチ松井]
[07/22 いわ]
[07/22 コニタン]
[07/20 uuki]
Designed by TKTK
PHOTO by Metera
忍者ブログ [PR]